5月16日 老の日
前回のお話は
先日はご先祖様と分断された日本は、何か不安だ、何か足りない、といった感覚がいつでもついて回る。
ですので、不安を解消するには、ご先祖様と繋がることはというお話しでした。
ご先祖様のことをお話しすると、たまに宗教かと間違われることがありますが、先祖崇拝というのは宗教ではありません。
崇拝という言葉がそういう感覚を与えるのかもしれませんね。
ご先祖様へ感謝とお願いをするといえばよいかな?
おそらく、神様の存在を否定する人はいても、ご先祖の存在を否定する人はいないと思います
日本に八百万の神という考え方の根本には、ご先祖の存在があるからだと思います。
みなさんご先祖様の人数を数えたことありますか?
両親
両親の両親(祖父母)
そのまた両親たち
そして、10代遡ると 2046人
20代遡ると およそ200万人
30代遡ると およそ10億人!
30代遡ると八百万のどころではありません!
この中の誰が欠けていても私たちはこの世に存在していません
人の幸せを感じる力とは、この命の繋がりの実感ができるということが欠かせません
この繋がりを取り戻すことで日本の社会はよりよい場所になっていくと考えています
では、ご先祖様と繋がるにはどうすれば良いのでしょうか?
そのために1番簡単で有効な方法は「お祈り」です
お祈りを通じてご先祖への感謝を伝えることにより、私たちの根本と繋がり、たくさんの気付きがあたえられ、見えない不安が解消されていきます
この気付きにより、ご先祖が私たちに繋いできたメッセージ(運命や使命)が見えてきます
例えば、私たちの身体的特徴
なぜ背が高いのか
なぜ低いのか
なぜ障害があるのか
または精神的な特徴
なぜタフなのか
落ち込みやすいのか
集中力があるのか又はないのか
などなど
ご先祖様が運んでくれた命には、ご先祖様からのたくさんのメッセージが隠れています
そのメッセージには、ご先祖が私たちに、どんな人生を歩んで欲しいのか、そういう思いも隠されています
先日のブログでも書きましたが、ご先祖の願いは子孫の繁栄と幸せです
しかし、先祖の願いと私たちが違う方向を向いていると、どれだけ成功しても幸せ感は得られません
ご先祖様にお祈りし、繋がりを太くすることで、私たちの生き方と、ご先祖様が願っている生き方を同じ方向にし、ご先祖様のエネルギーとともに進むことで、本当の幸せを感じられるようになります
続く
山名令修
1日も早く世界中の新型コロナウイルスが鎮静化するようお祈りするとともに、地震、噴火が分散化されますようお祈りいたします
2016年 オレゴンの湖にて