土地、建物に対する感謝

古来より、日本人は自然を大切に生きてきました
それは私たちの周りにあるすべてのものが自然から与えられているからです
例えば、私たちが生活している土地、建物。これらも自然界のものお借りし、お使いさせていただいております
和氣流開明学館では、土地、建物とそこに住まう人々を深く結ぶ、地鎮祭、上棟祭、竣工祭のご神事を執り行っております
ご神事により、土地、建物は末永く後世にわたって安心してお住まいいただけます

地鎮祭とは

地鎮祭とは、古より住まう土地の龍神様に対し、人間の都合で建てる建物の建設に先立ち、異物を立てさせていただくお許しをいただくためのご挨拶の儀式です。地鎮祭を行うことにより、土地の龍神様と相和し、お力をいただき、末永く龍神様のご守護といただくための大切なお祭りです

上棟祭とは

別名を棟上げといい、家の格をあげ、住まう人々の株をあげるお祭りで、住まう人々の出世繁栄を願います。また工事関係者の無事安全を願う大切なお祭りとなります。和氣流開明学館では、上棟祭にてお株(かぶら)という三光(さんこう)を受けたご神器を主柱に棟上げします。

三光とは①太陽の光②月の光③星の光をいい、家は生き物としてのエネルギーを受けます。

竣工祭とは

最後に家が完成し執り行う竣工祭は、家神様をお呼びする大切なお祭りです。また、末永く安心して住んでいただけるよう家に住まう人々と家神様を結ぶ大切なお祭です。

やらい事とは

最近は建売住宅が多く、地震祭、上棟祭、竣工祭ができなかったのでどうしたらよいですかとのご質問をいただきます。そのような時に、「やらい事」のお祭りをします。「やらい」とは「浄め」の意味で、土地、建物を浄めます。ひとたびやらい事を執り行うと、土地の龍神様、家神様との通い路が太くなり、土地、建物の氣が変わったように感じ、安心して暮らすことができます。